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これからの家・・・キーワードは「安心」と「遮熱」

どうして、今の家は冷房に頼らなくては生活できないのでしょうか。
それは「壁や天井から出る輻射熱に原因があった」のです。
そもそも、断熱材という言葉が間違いです。
文字通りに「熱」を「断つ」材料と思ってしまいませんか。
でも、実際は「遅」「熱」材です。
熱を家の中に伝えない・・ではなく、熱の伝導を遅らせるだけ。
だから、一定の時間が来ると熱は伝わり始末の悪いことに、夜になっても断熱材に蓄えられた熱が「輻射熱」となって室内に放熱されてしまう。
{3・11大震災}後、電力不足から節電が各家庭でも必要になった今、これからの住宅のキーワードは「省エネ」と「安心」だと考えています。

そこで少ないエネルギーを効果的にするために必要なのが***「遮熱」です。**
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(クリックすると拡大します)
例えば、屋根も外壁もそして、窓も樹脂サッシに「遮熱・高断熱」ガラスを装着しています。
ここまでやれば、「省エネ」になることは確実です。
夏の日差しもカットしてくれるだけでなく冬場の窓やサッシにつくいやな結露も防いでくれて、日々の生活も快適になるでしょう。
「安心」は家づくのそのものの原点ですから、かなり広い分野について考えていかなければならなくなります。
まずインターネットブック「後悔する家・しない家」で興味のある箇所をご確認ください。

今の家・・・大震災の影響は!

今の家
気密性と断熱性は向上し、窓はアルミサッシでペアガラスは最低条件となっています。
昔の家に比べれば外の空気と熱は入りにくくはなったけれど、まだまだ夏は暑い。
それでも以前よりはエアコンが効くようになったと感じています。

しかし夜になっても蒸し暑さが残り寝ているときも冷房をつかう。
これで体の調子が狂うことになる。
だからできれば寝るときには過度な冷房はしたくないのが本音です。
「節電しても快適に」と思うのは誰でも同じです。

少し脱線しますが・・・
昨年の春過ぎからグラスウールの断熱材不足が問題になってきました。
その原因は「住宅エコポイント」制度にあったのです。
それまで当たり前のように使ってきたグラスウールの断熱材は新省エネ基準に適合しない性能なのです。
だから、住宅エコポイントで補助金を受けるには高性能なグラスウールなどに変える必要があったのです。
でも、今までの建築現場の主流はこの薄いグラスウールです。
それを変えるとなると、施工単価も上がるでしょうし、なによりも高性能グラスウールの生産をしていなかったのです。
そんなわけで、現場ではグラスウールの取り付けが出来ないまま工事がストップしていたところに、今度の大震災です。
住宅設備を含めた材料の手配が出来なくなり
建築現場は大混乱、工事の一時ストップや遅延が発生しています。
いつになったらこれらが解消するのか、いまだに様子が見えません。
                                   つづく

「昔の家」・・・・・・「今の家」・・・そして「これからの家」

昔の家
雨風か゛しのげればいい・・・断熱性も低く隙間だらけ、窓もアルミサッシに単板ガラス
夏は外の熱がそのまま家に入り、冬はせっかく暖めた熱が逃げてしまう。
耐震性も低く危険な家・・・
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昔の家とは、取り立てて基準があるわけではないが、3/11大震災の後だからここは木造住宅では新耐震基準に適合していない建物と考えたい。

1981年建築・・でも新耐震基準の家とは限らない,そのわけは***

この新耐震基準が施工されたのは1981年(昭和56年)6月1日のことで、これ以降に建築確認申請を役所が受け付けた建物に対しては「新耐震基準」が適用されています。
確認許可後、工事を着手して建物が完成、表示登記すると考えると、1981年の10月以降に完成すると考えられます。
ただし、新耐震基準施工以前に確認申請の許可を取り、1982年以降に完成することもあり、
必ずしも完成時期で適合しているか判断するのは難しいのです。
これからも、大きな地震の到来がありえることを考えると、旧耐震基準の家は少なくとも
適切な補強をして大地震に備えたいものです。

また、暑さ寒さの対策は家全体の断熱気密工事となると大きな費用が発生します。
そこで、一番熱損失の多い窓の改修工事がお奨めです。
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断熱性能・気密性能・遮音・防犯・結露防止など・・・窓サッシが二重になると耐震性も良くなるのかな。
この窓の改修は国からの補助金も出ているので「省エネ」「省マネー」でもあるのです。
 

読売新聞 5月13日(金)11時26分配信

国土交通省は13日、省エネ対応型の住宅新築や改築を行った場合に最大32万円分のポイントを付与する「住宅版エコポイント」制度の期限を5か月間短縮すると発表した。

 2011年12月末までに始まる工事を対象としていたが、これを7月末までとする。ポイントの申請期限(新築一戸建て住宅は12年6月末)や交換期限(14年3月末)については変更しない。

                               つづく

これからは「遮熱住宅」・・・真夏に向かって

これからますます暑い日が多くなってきます。
すでに、真夏日も何日かあり「クールビーズ」で仕事に向かう人たちも増えてきました。
震災の影響で東京電力の地域では真夏の電力ピークに対して一律15%の節電対策を呼びかけています。
福島原発が停止して稼動する見込みも無い中、その電力不足を補う対策として、
東京電力は火力発電を復活させるのと中部電力などからの協力で乗り切る予定でした。
ところが、ここにきて中部電力「浜岡原発」の運転も次に起こりうる可能性の高い地震とそれによる津波を懸念して急遽運転を停止することになりました。
こうした「想定外」のことが起きるとますます夏場の電力不足がより問題になってきます。
電力の供給不足により家庭においても、15%より以上に節電を求められる事態がありえるのです。
無駄な電気は消す、待機電力を無くす・・・冷房温度を28~30℃・・・単純な温度だけなら耐えられそうな気がしますが、そもそも身体で感じる熱さ、寒さ(体感温度)を理解することから始める必要がありそうです。
体感温度は「周囲の温度・輻射熱」を無視して考えることは出来ません。
だから次世代省エネ基準の住宅が求められてきたわけです。
しかし、高性能な断熱材で家中を巻き、気密性を高めたことで、夏場は特に壁天井に蓄えられた輻射熱の影響が問題になっています。
(エアコンを使えば高性能住宅だから冷房は効きます、しかし今もしこの冷房の温度を高くするとなると・・・)
夏は断熱材そのものも熱を持ってしまい、家の中に輻射熱を出すため家の中の壁や天井の温度はますます暑くなってしまいます。
だからこそ、
これからの家は、高断熱・高気密住宅を一歩すすめた
「遮熱住宅」が必要なのです。
そこで「昔の家」・・・「今の家」・・・「これからの家」を取り上げてみましょう。

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