年を取ってくると感じるのは「健康が一番」ということ。
お金がどんなにあっても、健康でなければそれを上手に使いこなすことはできない。
体の自由がきかないのはつらいしね。
出来れば、健康で長生きしたいと思うのは人情だもの。
家だって、その点は同じではないでしょうか。
家の寿命は・・・と聞かれることがあります。
火事や地震などの天災を別にして考えれば
「愛着が感じられなった時かもしれませんね」と応えています。
愛着があればこそ、不具合箇所にを直すでしょうし、経年変化で交換することは
当然と考えます。
でも、こんな家どうでもいいや・・となると一挙に家は傷んでしまうものです。
そうならないようにするには、住む家の日々の手入れを怠らないことです。
庭に雑草が生えて来たら草むしりをする。
出来る範囲で、家をきれいにする努力は、寿命の長い家の条件です。
ところで
「いい家の三つの条件」を挙げるとすると。私なら
健康で長生きすること
家なら
①『丈夫』で『長持ち』
地震や火災にも強く寿命の長い家・・・ローン期間の二倍は欲しいですね。
耐震等級3は確保したいものです。
+地震の揺れを軽減する制震構造でしょうか。
それと、いつの時代になっても
必要とするリフォーム・再生可能な構造材で
造ることです。
ここは、アナログでしょうか。
トヨタ自動車の「ランドクルーザー」は、同じ部品を使い続けているのだそうです。
そして、電子部品の採用をなくしどんな場所でも修理できることを心がけているとか。
最先端を追及するのと真逆な「寿命の長い製品」になるわけがここにあります。
腕時計も、電池式ではなくネジまき式が求められるのは、電池が切れたら使えなくなる
時計と違うから。
家づくりも同じで、ハイテクになればなるほど交換修理が出来ない為
結果として、寿命を短くする気がします。
家の構造も同じで
ハッキリ言うと「木材」が構造材として使われていること。
縄文時代から今日までわが国の家造りは
木材によって造られ続けてきたのですから。