44年、家づくりに携わってきました。
その間に建てさせていただいた家は、数えきれないほど。
そんな中で、記憶に残る家の一部をご紹介したいと思います。
「土間のある家」
古屋を購入して、玄関の隣にあった「トイレ」と
四畳半の和室を、土間空間にしました。
蒸し暑い夏も、凍えるような冬も、不思議とこの場所は
心地よく感じます。
本当の土だけの土間、上がり框の代わりに
杉の無垢板を置いて、下駄箱は昔の小学校にあった
懐かしいデザインを復元しました。
使い方も多種多様、面白い場所です。
・障子も建具屋さんで特注、レトロな感じが漂う杉の腰板を使っています。
・和室の前の広縁は畳・・・日焼けしない和紙の畳表を使っています。