記事一覧

熟年夫婦の心地よい暮らし・・・平屋+アルファー

私達夫婦もそうですが夫婦を40年以上やってくると、その間には何かとドラマがあります。
そのドラマも時を経るといつの間にか「セピア色」になり少しだけほろ苦い、でも懐かしい。
さて、これからお互いにいたわりあって老後を楽しむことにしましょう。
私と同じような熟年世代の夫婦にとっても参考になりそうな、これから熟年夫婦の暮らす
「心地よい住まい」の工事が川越で始まっています。
熟年世代は、当たり前ですが「夫婦が中心」です。
そして、適度な距離もバリアフリーの工夫も、片付けられる収納や洗濯したものを干したり取り込んだり、たたんで収納するそんな動線も考慮し、なおかつ子供達や親戚の来訪も考えるという欲張った計画です。
メンテナンスについても防犯についても、そして無理をしない建築予算も・・・・
あらゆることを想定しながら、間取り外観をまとめたら「これってエノさんの家だね・・」と言われてしまいました。

というわけで基礎工事の様子です。
アップロードファイル 1063-1.jpg
アップロードファイル 1063-2.jpg

アップロードファイル 1063-3.jpg
アップロードファイル 1063-4.jpg

雨が断続的に降っているので、工程は少しですが遅れています。

時には視線をさえぎり、必要なときには心地よい風と光を・・・

家造りの中で引き戸が見直されています。
特に室内ではドアのように人にぶつける心配もなく安全ということもあって、多くなりました。
開けたままでも邪魔にならない・・・日本人の知恵とでも言いますか、車にも多くなりましたね。
そんな室内建具の中で、これは面白いと思ったのが「引き戸+ルーバー」です。
視線をさえぎることも空気を動かすこともそして光を取り入れるのにも、ルーバーなら楽勝です。
機会を見つけて、一度は使ってみたいと思います。
アップロードファイル 1061-1.jpg
アップロードファイル 1061-2.jpg

心地よい温かさ・・・・温度ムラのない蓄熱温水床暖房

これからの住宅は、家全体の温度差が少ない家が当たり前です。
しかし残念なことに現実は生活している場所だけを暖める、冷やすことが主流です。
エネルギー使用において暖房エネルギーは二番目に消費エネルギーの割合が大きいもの。
しかも、家全体の暖房ではなく個別の場合です。
(標準世帯の年間暖房費⇒個室暖房の費用です。全館暖房となるともっと大きな比率になるはずです)
だから家の中に極端な温度差が発生してしまい心筋梗塞などの問題や、室内結露・壁体内結露からカビやダニによる健康被害に直結していきます。
健康で長生きしたい・・・これは誰でも願うことです。
ということで、これからの家づくりは「全館温度差の少ない環境」をつくる。
これが最低条件になります。
建材や商品による床暖房ではなく、建築の仕組みの中に「心地よい温かさ」をもたらすようにすれば、価格のハードルはとても低くなります。
それが「地熱」と「外気」と「空気の流れ」を利用した「蓄熱温水床暖房」です。

光熱費を減らして心地よい生活を・・・・

大震災の後は、電気代・光熱費が大きなウエイトを持つようになりました。
しかし、いざ家を建てようと考えるときは
誰でもが、こうした光熱費などよりも家の坪単価や総額をとても気にします。
ここで冷静になって考えてみませんか。
仮に建築費総額も安く、坪単価も安かったとしても・・・・・
夏は暑くて冬は寒い、そして生活するのに欠かせない、光熱費がとても高かったとしたら・・・
年間消費エネルギー・・・車で言えば年間の「ガソリン代」などに相当します。
今住んでいる家の年間光熱費が仮に24万円だとすると、光熱費のデーターから
給湯に29.5%・・・70,800円(月5,900円)
暖房に24.3%・・・58,320円・・(暖房期間実質4ヶ月で月14,580円)になります。
年間消費エネルギーのこれらの光熱費の合計が53.8%、金額にして129,120円になります。
これからわかることは、お湯と暖房に使う光熱費を下げなければならないことがわかります。
そこで、ヒートポンプの出番です。
エコキュートーによる給湯の月平均コストは現在は1,000円といわれ、年間に12,000円となります。
これは今までの給湯エネルギーからみたらなんと僅か5%となります。
同じように、床暖房専用ヒートポンプと一番安い深夜電力時間帯の契約でお湯をつくり基礎コンクリートと地中に蓄熱し一日の床暖房に活用する仕組みは、深夜電力5時間の利用で
月平均5,000円前後と今までの1/3程度になります。
これも、今までの暖房費に比べて大きな節約になります。
(ただし、蓄熱されるまでの導入時に一週間程度早めに通電する必要があります)

心地よく建てる・・・ログハウス大好きコラボレーションという家造り

ログハウスメーカーはいろいろあるけれど自分でやれるところは「どうぞやってください」という姿勢がハッキリしているメーカーはどのくらい存在するのだろうか。
建築確認申請の申請から外壁の塗装、内部の間仕切壁や床仕上げ・現場管理・など自分で積極的にして楽しみながら予算を減らすコラボレーションを家造りの中心にしている。
そんなメーカーの家を見学させてもらった。
「心地よい家」・・・私の心地よさとは異なるけれど・・そう心地よさは人それぞれ。
建物としてザクッとした粗さはある、それが大好きという人にはたまらない魅力だと思う。
建築会社が余分なことはしないで建築予算を圧縮する手法は学ぶことがあるかもしれないと感じた一日でした。
アップロードファイル 1058-1.jpg
アップロードファイル 1058-2.jpg

アップロードファイル 1058-3.jpg
アップロードファイル 1058-4.jpg

アップロードファイル 1058-5.jpg