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湖畔の家・・・我が家だけのもの⑯・・・ハイブリット換気システム3

1種換気システムは『全熱』『顕熱』とも室内の熱を捨てずに
回収することに共通点があります。
これが春とか秋には、外部は気持ちの良い温度湿度なのに
室内が暑くて・・・となる原因です。
熱を回収する仕組みは
室内の温度が外部より高いと
暖かい空気を室内に戻すようになっているため
気候のよい春や秋なのにエアコンを回さないと
暑すぎる家になっている。

花粉や埃などは取り除いて新鮮な空気だけを室内に取り入れる。
その時に、室内の暖かく汚れた空気・湿度は外に排出する。
これは、フィルターで余分な花粉などを入れない・・・事を除けば
「第三種換気」の仕組みそのものです。
三種換気は排気ファンを稼動させることで外壁にあけた空気取り入れ口から
外気を室内に導入する仕組みです。
春と秋は『第三種換気』
夏冬は『第1種全熱換気』に切り替えれば
第1種換気の持つ問題点はなくなります。
他の一種換気と異なるのは
各部屋に新鮮空気を送る吸気パイプを使うのではなく
各部屋から汚れた空気を排出する「排気パイプ」が
採用されています。
これは吸気パイプ内の汚染を防ぎ「シックハウス」の原因を
取り除くことにつながります。
(吸気パイプ内の掃除が出来ない・
汚れがそのまま室内に持ち込まれ続ける)

この『ハイブリット全熱換気システム』は
『室内同様に高断熱・高気密』空間にする基礎断熱・気密とセットになっています。

湖畔の家・・・我が家だけのもの⑮・・・ハイブリット換気システム2

これを前提にして、換気を考えなければいけないのでは・・・
そこで簡単に
『顕熱交換換気システム』は
室内の空気を家の外に排出するときに、室内の熱のみを室内に回収し
「湿度」や「臭気」はそのまま排気する。

『全熱交換換気システム』は
室外に排出する空気から熱を回収するとともに「湿度」や「臭気」も
回収し排出する。

どちらも、それなりに問題があるのがわかります。

冬は、室内は暖かく湿度も高く健康に良い状況のはず。
(高気密住宅は隙間から外気が入るようなことはないので
新鮮な空気を入れ汚れた空気と入れ替える必要があり、そのために
換気システムはあるのです。)
理想的な換気システムは
外気をそのまま入れるのではなく、外の埃や花粉など
室内に入れたくないものを除去してきれいな空気を
入れること。
そして
室内の熱は捨てずに回収し、湿度も室内に戻し
「臭気」は外に排出する。

夏には室内の冷気を戻し、湿度はいれずにきれいな空気を導入する。
もちろんこのとき「臭気」は外部に直接排出するわけです。

と・・・ここまで出来れば理想的と思われたかもしれません。
しかし、日本には春もあり秋もあります。

春と秋、これが第1種換気システムでは問題となるのです。
それは・・・なぜか。
この時期は花粉が一番多い季節。
気候が良いから窓を思いっきり開けて新鮮な空気をいれる。
それが出来ない家族が増えています。
健康家族の家であっても
もちろん、夜は窓を開けたままとはいかない(無用心だから)

湖畔の家・・・我が家だけのもの⑭・・・ハイブリット換気システム1

ハイブリット換気システム???ですよね。
計画換気には主に「第三種換気」と「第一種換気」があり、
多くの現場は第三種換気・・・外に通気口を開け、室内の空気をモーターで空気を
排出・入れ替えています。

これから寒くなる冬は、せっかく暖めた空気を捨てては寒く感じるため
換気スイッチを切る、または換気口を閉めることが多いのです。

こうなると、新鮮な空気は入ってきません。
湿度が高くなり、温度差が発生する北側や窓周りは
水滴で大変なことにもなりかねません。
(施工費も安く施工も簡単、だからほとんどの家がこれです。)

一方、第1種換気というのがあります。
『顕熱換気システム』と『全熱換気システム』と・・・「ハイブリット換気システム」も。
この違いを、ご説明する前に換気システムは家の中の空気や温度を
適切に管理するためのもの。

外ではなく室内ですよ。
ところが私たちは、夏冬当たり前に思っている・・常識は

関東地方の気候を夏と冬で考えると
夏は「高温・多湿」
冬は「低温・過乾燥」
ですよね。

では、『高断熱・高気密住宅』の夏冬の
室内気候はどうなっているでしょうか。
ほぼ全数の家が冷暖房設備が整って稼動させています。

すると
夏の室内は「低温・乾燥」・・・内部は室外の冬と近い
冬の室内は「高温・多湿」となり・・・内部はこれも夏に近い
夏冬とも外部と真逆な状態になっているのです。

これを前提にして、換気を考えなければいけないのでは・・・

湖畔の家・・・我が家だけのもの⑬・・・大きな掃き出し窓

敷地と道路との高低差を活かして、
            ビルトインカーポートが見えます。
車庫の上に階段を上がると、鉢植えなどの
            奥様の好きな植物があります。
この『湖畔の家』の敷地は西~東、北から南へと
            傾斜しているので、他の視線を
            あまり気にしないで生活できます。
そんな環境を活かして・・・リビングダイニングには
            あわせて4.5㍍ちかくの開口が
            家の中を明るくしています。
この樹脂サッシは複層ガラスで空気層も含めると
            22㍉、そのため重たいので
            開け閉めを軽くする特殊な
            取っ手がついています。
暗くなりがちな中廊下も階段の明かりと
            キッチンとリビングのガラス戸で暗くならずに
            すみそうです。
アップロードファイル 1309-1.jpg
庭に面して広い開口部
アップロードファイル 1309-2.jpg
廊下

湖畔の家・・・我が家だけのもの⑫・・・和室

木造なら木造らしく、無垢の木を現しに・・・
構造材としての役割と、お化粧材としての役割も兼ねることになる
「真壁の家」
桧の無垢材・・・それも節のない柱となると価格が大幅に高くなる。

『湖畔の家』では柱の使う場所を選んでいるので
玄関周りは
それほど節のない柱を・・・
使われている柱はすべて『国産桧の4寸角』
アップロードファイル 1308-1.jpg
もちろん和室はほとんどが『無節』にちかい柱。
部屋の広さが4.5畳と小さいのでさすがに4寸角は太く思えるが。
アップロードファイル 1308-2.jpg
建具の巾はともかくとして高さは2㍍が当たり前になり
和室は建具から天井までの空間が狭くなったので
長押はつけていません。
アップロードファイル 1308-3.jpg
リビングとの間仕切りに使っている戸襖・・・どんなに乾燥した木材を使っても
しばらくの間は、建具の反りや曲がりが発生します。
襖の間に紙のパッキンを挟んでそれを矯正しているところです。