建物が完成したら見えなくなってしまう工事が、実は住み心地に大きな影響を与えるます。
しかし、建物を決めようとするときに十分説明を受けなければ、その大切な工事に関心を持つこともありません。
完成後は隠れてしまい、それこそ建物を解体するまでお目にかかる機会はない工事が、住み心地や健康に大きな影響を与えることになるのです。
住宅に関して勉強していないと「見た目や価格で判断」をしてしまう。
それが普通ですが、隠れてしまう工事中の現場を見て、施工会社から丁寧な説明を受けて欲しいと思います。
後から・・・・・・では取り返しが付かない工事ばかりです。
その一部をご紹介します。
外壁に使用する遮熱防水シートです。
屋根裏に施工しているのは表面がアルミ被覆された屋根用の遮熱通気ボードです。
(断熱+遮熱)は次世代の省エネ住宅の条件です。
2階・3階の床面に発生する電場をアースして、健康な生活を守る炭塗料です。
水道配管は全てステンレスを使用して、配管の錆から発生する赤水を防止し、環境ホルモンの塩ビ配管使用の場合、環境ホルモンの危険性を無くします。
最近の住宅は断熱性能とともに、気密性能が高くなっています。
家の中で発生する生活騒音は今までのような開放的な住宅に比べて、日々の生活を不快にします。中でも、トイレなどの生活廃水の音は例え家族であっても聞かせたくないものです。
よって、全て防音対策のされた配水管を使用して、生活を快適にします。