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完成・・・だけど隠れてしまう大切な工事

建物が完成したら見えなくなってしまう工事が、実は住み心地に大きな影響を与えるます。
しかし、建物を決めようとするときに十分説明を受けなければ、その大切な工事に関心を持つこともありません。
完成後は隠れてしまい、それこそ建物を解体するまでお目にかかる機会はない工事が、住み心地や健康に大きな影響を与えることになるのです。
住宅に関して勉強していないと「見た目や価格で判断」をしてしまう。
それが普通ですが、隠れてしまう工事中の現場を見て、施工会社から丁寧な説明を受けて欲しいと思います。
後から・・・・・・では取り返しが付かない工事ばかりです。
その一部をご紹介します。

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外壁に使用する遮熱防水シートです。

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屋根裏に施工しているのは表面がアルミ被覆された屋根用の遮熱通気ボードです。
(断熱+遮熱)は次世代の省エネ住宅の条件です。

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2階・3階の床面に発生する電場をアースして、健康な生活を守る炭塗料です。

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水道配管は全てステンレスを使用して、配管の錆から発生する赤水を防止し、環境ホルモンの塩ビ配管使用の場合、環境ホルモンの危険性を無くします。

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最近の住宅は断熱性能とともに、気密性能が高くなっています。
家の中で発生する生活騒音は今までのような開放的な住宅に比べて、日々の生活を不快にします。中でも、トイレなどの生活廃水の音は例え家族であっても聞かせたくないものです。
よって、全て防音対策のされた配水管を使用して、生活を快適にします。

プロバンスの香り漂う家・・・⑨遮熱・W断熱・気密工事・・2

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現場に内断熱「水発泡ウレタン」の車両がきました。
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屋根裏・外壁は断熱気密の目的ですが、1,2階の天井には防音の目的で吹きつけます。
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屋根の下、全面に通気と遮熱対策として「遮熱・銀次郎」を取り付けた後、その内側に
水発泡ウレタンを吹きつけていきます。
あらゆる隙間に入り込み、断熱と合わせて気密工事も同時に完了です。
ビニールシートと比べ気密をとるのは簡単です。
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遮熱防水シートの上から外断熱材が次々と取り付けられていきます。
こちらも断熱と気密工事をすることになり、建物の内側・外側とあわせて夏・冬とも少ないエネルギーで快適な家に仕上がっていくわけです。

完成したらまったく見ることのない上、費用もかかります。
しかし、完成してからは、どんなに望んでもできない住み心地を決めていく大切な工事です。

プロバンスの香り漂う家・・・⑧外部でも

中の工事と平行して、外部では屋根工事と外壁の防水シート、バルコニー防水が同時進行しています。
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お父さんが一番こだわった・・といわれるプロバンス風屋根瓦が現場で取り付けられていきます。(3階建てのため少し離れない良く見えないのがもったいない)
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バルコニーは2階と3階にあります。
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外壁にはタイベックシルバーと呼ばれる「遮熱・防水シート」が貼られていきます。

プロバンスの香り漂う家・・・⑦作業は同時進行

9/28日に棟上をしてから、引き続きさまざまな工事が進行していきます。
大工さんを始めとして、多くの現場でチームを組んで作業をしているメンバーは、お互いの仕事に気配りができるので現場の雰囲気は最高です。

10/5に現場に出かけて工事の状況を納めてきました。
(棟上から実稼働日五日後です)

棟上の後一番最初にしなければならないことは、雨仕舞いです。
サッシの取り付けを除けば屋根防水工事、外壁の防水シート、バルコニーの防水などを優先して作業していきます。
一方、家の内部では・・・・
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大工さんは遮熱断熱性能に優れた樹脂サッシを取り付けていきます。
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電気工事も平行して進めます。
電気配線全体の長さは「1500㍍」にもなりました。
(電磁波の影響は・・・・心配ですね)でも、この家では対策をしっかりとっています。
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水道業者はステンレスの水道配管と防音仕様の排水管を取り付け。
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塗装屋さんは2階・3階の床面に「電場アースとイヤシロ空間を作る」エントレ炭を塗布していきます。
(1階は床下に同じくイヤシロ空間用のエントレ炭を完成にあわせて塗布します)
こうして家全体が、最高の「場」に仕上がるのです。

お天気に恵まれて・・「今日のこだわり」

三階建て110坪の家造り、着工してから幸いお天気にも恵まれ今日はいよいよ屋根の工事が始まります。
三階に上ってみると、やはり見晴らしは抜群です。
広めのエレベーターを設置してあるので、この見晴らしの良いスペースで生活を日々快適にしてくれることでしょう。
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23日には二階の壁、それが二日間で屋根まで進むのも、手馴れた大工さんたちが入っているから。
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そうそう、今日の「こだわり」の紹介は・・・・
一階と二階の天井下地の防音対策です。
床合板を支えている梁と切離して天井を仕上げるだけの目的で梁を渡してあります。
だから、天井と床とは完全に分離していることになります。
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しかも、この空間には水発泡ウレタンが吹き込まれて、石膏ボードは二枚重ねて貼ることになるのです。
そして、仕上げは石膏ボードの貼りあわせをパテによってきれいにふさぎ、防火性の高い自然素材、ホタテの貝で作った「チャフウォール」で仕上げていきます。
普通の2x4は梁に天井石膏ボードを直に貼ることと比べると手間隙と費用はかかりますが
日々の生活を快適なものにする大切な工事だと考えています。