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見えない作業に本質が隠れています。

内部では、スノコの収納棚を取り付けたり

石膏ボードを貼って、仕上げの準備です。

本来は見えなくなってしまう、この下地。

でも、仕上げ素材によっては『バッチリ』見えるから

大工さんも、丁寧な工事を求められます。

業界で大工さんの後工事をする人たちを「下職」さんと

言ったりしますが、下職さんの力があっても、ごまかせないのが

自然素材を使った家造なのかもしれませんね。

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「安心できる家」・・・制震住宅とは

制震住宅の仕組みは基本として土台と梁の中間に設置した振動吸収装置が建物の振動を吸収して建物のゆれを軽減する仕組みです。
この仕組みは様々な会社によって開発されていますが、大手のハウスメーカーはその構造自体が特殊なので(クローズド工法)その会社独自の装置になっています。
では、普通の木造住宅や2x4工法(オープン工法)はというと、メーカーが開発したオイルダンパーなどを工事中に取り付ける仕組みと、特殊テープを使って建物全体で地震の振動を吸収する仕組みなどがあります。
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どちらが良いのか、一概には言えませんが一つ目安があるとすると、工事費用と合わせて

その装置は万一の地震時に安心できるか・・・・保証があるか無いかです。***

それと本震の後に大規模な余震が繰り返しあるわけで、こうした地震に対しても性能が劣化することなく働き続けることが求められます。

当社では最初、オイルダンパーシステムの採用を考えましたがやめました。
その理由は、家づくりとしてはなによりも、まず「耐震性能」の確保とそれを証明する構造計算が大切だと思っています。

しかしダンパーシステムは、「この構造計算が出来ない」と指摘をされたのが原因でした。

そこで行き着いたのが、特殊粘着テープによる「制震システム」だったのです。
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外壁は、懐かしい左官仕上げで・・・

見える工事と見えない工事

外壁工事が進んでいます。

外断熱と内断熱を取り入れた住まいの
外壁仕上げは、左官仕上げです。

左官仕上げの色や、パターンを選択してから

現場で職人たちが、数人がかりで下地作業と

化粧仕上げをしていきます。

左官仕上げは、見る角度や光の当たり具合などで

その都度、自然に見え方変化する魅力ある仕上げです。

工場で造る外壁素材にはない、手造りの暖かさも
いいものです。

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耐震・制震・免震

・「免震」
建物と地盤との間に積層ゴムなどの特殊な装置を付け免震層を造ることで、地震力を建物に直接伝えないようにした構造のこと。
地震に強いだけでなく、揺れそのものを軽減することによって、室内の損傷などの被害を防ぐことができる。
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マンションなどに一部採用されているこの方法は地震による建物のゆれを90%前後低減する。
家具などの転倒による被害を軽減するが、いかんせん住宅では軟弱地盤や狭小敷地に設置することが出来ないのと、工事費用が高価なため普及していない。

しかも、風揺れ防止装置を設置していない場合、強風によって建物が揺れる現象が発生するのでとても住んではいられないという指摘もある。
コストを考えると住宅よりもオフィスビルやマンションなどの集合住宅に向いている仕組みだ。

・「制震」
基本として土台と梁の中間に設置した振動吸収装置が建物の振動を吸収して建物のゆれを軽減する仕組み。
この仕組みは様々な会社によって開発されているが、ハウスメーカーはその構造自体が特殊なので(クローズド工法)その会社独自の装置になっている。
では、普通の木造住宅や2x4工法(オープン工法)はというと、メーカーが開発したオイルダンパーなどを工事中に取り付ける仕組みと、
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特殊テープを使って建物全体で地震の振動を吸収する仕組みなどがある。
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それと本震の後に大規模な余震が繰り返しあるわけで、こうした地震に対しても性能が劣化することなく働き続けることが求められる。

費用としては・・・建築面積1平方メートルx0.5万程度なら。
材料工事費なども含めて
132㎡(40坪)x0.5=66万なら使えそうです。

こだわりの実現・・・断熱の場合

ハウスメーカーで造る人は、それなりのこだわりや

価値観を持っています。

例えば、名前の知られている会社・・ブランド??とか、構造・施工実績とか。

在来木造、ツーバイフォーは有名な会社でない場合は

自分なりの考え方が優先します。

こんな家にしたい…それに応えられる会社かどうか。

家の場合は特に

その関心の在り方には、結構違いがあるものです。

「注文住宅」は、世界で一つだけの家なわけです。

こだわりを聞かせてもらい、結果として

家造を任された建築業者にとって

常に新しい発見、経験の積み重ねともなります。

この現場は、全てにわたって「こだわり」が溢れています。

その一つは
「断熱工事」

内外・基礎断熱
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内部は特殊な炭の「エントレコート」塗装で・・・

外壁外断熱
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外壁・天井部水発砲断熱
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一階部分のみ「セルロース゜ファイバー」・・・防音室にする為に。
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