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家造りとお金の話・・・22 快適な家は?奥深い!

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『何を一番優先するか』
どんな家を建てようと『かかるものはかかる』それが諸費用と税金と別途工事。

そして
付帯工事・オプション工事はその会社の基準によって異なる。

例えば、こんなことはないだろうか。
どの会社でも今、高断熱・高気密は当たり前・・・

具体的に言うと
断熱材は何、そしてそのグレードは。
これがグラスウールやロックウールなのか、
それとも
セルローズファイバーなのか、現場発泡断熱材なのか、これらはすべて「内断熱」。
外貼り断熱を付加断熱として使用する家か、それとも・・・

最近では、あまり言わなくなった『外貼り断熱』
これにもいろいろな工法がある。

断熱材にこだわれば、当たり前のことだが
『窓・ドア』など外部に接している開口部の性能にも注意を払うことになる。
(東京・埼玉の多くは次世代省エネ基準 Ⅳ地域 窓の熱還流率は4.65W/㎡K
これは、アルミサッシにペアガラスでOK、だから高断熱・高気密といえるのか・・・)

加えて、計画換気の仕組みとして、どんな選択をしているのか。
何か矛盾する話だけれども、家の汚れた空気を排出して「外気」を
室内にいれる・・・これって、外気がきれいであることが「絶対条件」のはず。
しかし現実は、一か月もしないで外気取り入れ口に設置した「フィルター」は
小さな虫も、土埃も・・・ビッチリと驚くほど「汚れている」
換気の仕組み、汚れを除去するフィルターの性能、容易に掃除や交換できること。
もちろん、せっかくの室内の温熱を無駄に外に逃がさないことも・・・
計画換気といっても、「奥が深い」と思いませんか。

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私は、防火指定のない場所では『樹脂サッシ+Low-E複層アルゴンガス』
熱還流率 1.5W/㎡Kを。
玄関ドアは北海道地域の次世代省エネ基準に適合する断熱仕様(K2)ドアを標準としている。

こうしていくと、同じ高断熱・高気密といってもことによると数倍以上・・・5~10倍?
価格差があることに気がつくはずだ。

高断熱・高気密に関する工事は、後から交換できるキッチンなどの設備と異なり、
最初で最後となってしまう工事でもある。

さあ、ここで価格だけを優先してひたすら安く家を造ることに専念するか、それとも・・・・
思案のしどころになる。

家造りとお金の話・・・21・・・優先順位を決める

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あまりにも当たり前の事は、記事にはならない。
同じように、そんなの常識・・・という話はしないものです。
でも、家づくりに関してプロとしてこれだけは伝えたい…そんな常識を!

当たり前ですが「優先順位」を決めていくこと。

現金+借り入れ=総資金=諸費用+別途工事+本体工事・・・その支払い時期は?

それぞれ違った表現になっていますが、
全てはは総資金の枠内で・・・という条件があります。

一通り希望するものをリストアップし足していけば、
まず間違いなく総予算よりも多くなるのが普通です。

だって、8畳のリビングよりも20畳のほうがいいから・・・
なんて極端な例ですがすべてはこれと同じで、
夢が現実を抜きにして広がり易いのが家造りです。

そこで、絶対必要な費用動かすこと抜くことが出来ない費用をまず書き出します。

その優先順位から追いかけていくと「庭は後でも・・・」
ここまではいらないか・・・
など、見えてきます。

例えば太陽光発電はどうでしょう。
150万投資して、その投資を電気代として回収するのに何年かかるのか。

いや、環境を考えて・・・ではパネルを作るために環境への負荷は・・・までは考えない。

こうしたハイテク製品はびっくりするほど技術の進歩があり
それと合わせて急激な価格の下方変動が伴うものです。

そして、それこそ後からでもできる工事の一つです。

予算がきついというのに、こんなことに費用を固定してほかをあきらめる価値があるの?
というのが、「総資金」による計画を立てるときの私の感想。
出来ればやれたらいいね・・・こんな気持ちの余裕も持ちたいものです。

家造りとお金の話・・・20 見積もりを分類する意味

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屋根の通気・遮熱ボード施行

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遮熱工事後、吹き付け発砲断熱の施工

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普通の床構造・・・違いは「後悔する家」で!

『付帯工事』とはなんぞや・・・
わかりやすく言えば「オプション工事」「グレードアップ工事」「追加工事」などと
表記されている項目だと思えばよいかもしれません。

例えば、計画換気の標準は「第三種換気」・・・これを「第1種熱交換換気」にすると
金額差が発生します。
最初は、コストも安い標準工事で提案して、見積もり額を抑える。
お・・「坪○○万円か」意外と安いぞ・・・選択する心理的な「ハードル」を下げます。

その後の打ち合わせで、様々な選択肢を再提案して
追加が発生・・・これが最終的な「坪単価○○万円」です。
どうせ家を建てるなら、納得した内容にしたいから・・・このケースが多いですね。

完全なる
注文住宅の場合は、最初の打ち合わせから第1種換気とか
ランニングコストの安い床暖房を採用する、自然素材にこだわる
耐震、時には制震・免震装置の導入など、契約前に
詳細打ち合わせをして、それらを反映した見積もりをすることになります。

すると
最初の住宅価格がに高く表示されることになります。
他の会社と仕様や設備、使われている建材などの比較が
出来る人なら、「違いが分かる」・・・・ですが、そこまでの知識がない場合は

「ずいぶんと高いなー」との感想を抱くことになります。

それを防ぐ意味で良い方法は
一般とは異なる仕様や設備は
『付帯工事』として本体とは別にして
ハッキリとさせるわけです。

私は「第1種ハイブリット換気」「セントラル冷房・暖房」「床暖房」
「特殊なキッチン」「造作家具や特別仕様のユニットバス」
「制震工事」など通常当社の標準ではない工事を
「付帯工事費」として本体工事費とは別に計上しています。

こうすることで
本体も諸費用も別途・付帯工事も細かく分類され、個々の金額の意味がハッキリします。

家造りとお金の話・・・19・・・付帯工事は

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基礎立ち上がりに「エントレコート」を塗布

床下一種換気システムとの相乗効果で健康増進

同じ土地にまったく同じ家を建てる。
建売などは、これに近いのですが完全な注文住宅の場合は
「別々の土地」に「違った建物」

そこには個性も家族構成も収入など、まったく異なる建築主がいる。
だから注文住宅は、仮に同じ家を建てることがあっても
施主によって満足度や求める完成度もことなる・・・だから「えーーー」というクレームも。

付帯工事とは・・
照明器具やカーテンなど。

トイレなどの小さな照明は含むという会社もありますが、私は別にしています。
これは「嗜好が異なり」・よって金額が大幅に変わるからです。
同様に
庭や外柵工事・カーポートなども付帯工事でしょうね。

家造りとお金の話・・・18・・・外部電気工事

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(電場アース用の特殊炭塗料施工中)

外部電気工事
家造り、さまざまなことで費用が変わってきます。
外部電気工事でも、敷地内に支柱を設置しなければならない場合、
スッキリポールと呼ばれている支柱を使っています。
電気メーターなどをそのポールに取り付けて
検査を目視できるようにします。

私が昔、家を建てたときは外部電気の配線から
直接配線できないので支柱を敷地に設置することになったのですが・・・

細い支柱と控えが。
何が困るか、間口が10㍍、車は二台、
息子が免許を取れば三台と考えていたので、柱の控えが邪魔だったのです。

東電にお願いして西南に太い電信柱を設置してもらいました。
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(東電から電柱の土地代かな。1年1500円頂戴しています)

建物内部の配線とは別に、工事用の仮設電気・既存電線の保護費用、
スッキリポール、本線引き込み費用は別途工事としてみていきます。
こうした費用もわかる範囲で資金計画に組み込んでいきます。