計画換気の前提条件は『高気密』
隙間だらけの家では、計画的な換気など成り立ちません。
家全体・・・この中に「基礎のなか」も含むかどうかで、健康に良い
冬は地中熱とヒートポンプの温水を利用し、蓄熱量の多いコンクリートに
蓄熱する低温床暖房・夏は基礎内部の安定した地熱を活用した涼気循環が
可能になります。
それと忘れてならない大切なことが・・・外部の空気を浄化して家に導入する。
室内に導入する空気はどんな仕組みですか?
室内の汚れた空気を、家の外に排出する。
ホコリや塵はどうしているのでしょう。
一か月に一度は点検と清掃が求められる「フィルター」それは
どこについていますか。
女性が簡単に、点検掃除できるようになっているでしょうか。
実は、計画換気に一番必要なのは・・・このことなのです。
掃除できない、しにくい、ということでついつい放置しているお宅のなんと多いことか。
どんなに高級な「セントラルヒーティングとセットの一種換気」システムも、このことに
配慮されていないと、室内に導入する配管に汚れたホコリや塵がビッシリト付着して
健康に害を及ぼす危険が高まります。
そして、想像以上に吸入口のフィルターは汚れます。
半年も放置しておいたら・・・掃除そのものがイヤになるでしょう。
このお宅の「計画換気」は、温度と湿度をコントロールする「第一種全熱換気」です。
外気の取り入れ口は「基礎」そして「排出口」も基礎に・・・
各部屋から床下にある排気ボックスに集められ、熱交換器に送られて
湿度と温度を回収(夏・冬)春と秋は第三種換気に切り替えて汚れた空気と
温度湿度を排出します。
この床下空間を大きく確保した「基礎の内部」には、お客様の知恵とこだわりが
隠されています。