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日本的な要素が、家から消えて・・・

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二間続きの和室 広縁

どんなことでも、先端的なシステムは期限とともに劣化していきますが
アナログな仕組みは、ほとんど変わることがありません。
まあ、スマホやパソコンなどを見れば日常生活の進化があきらかで・・
数年前に購入したものがすでに時代遅れになっている現実です。

こうした日常の器機と異なり、住宅は数年単位で考えるものではなく
借入返済や維持など人生の計画全体としてとらえるものです。

流行のデザインも設備やシステムは、常に変わるものとするならば
変化に対応しやすい基本的な家を求めたらいかがでしょうか。

いま日本は外国の旅行者から見たら
「最先端のものと古くからの伝統が見事に融和した国」だと思います。
住まいから姿を消したといっても良い、和室や広縁・・・
無駄な様ですが、意外といいものですよ・・・
改めて長い年月を経て培われてきた日本良さ。
これらは建物も含めて「持続可能な仕組み」ではないでしょうか。

30年なんて「アッ」という間に

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人生と家について・・考えてみました。
例えばですが、私自身は
30代半ばで家を建てた。
銀行で借り入れたのは2500万円。
25年ローンを利用して家を建てた。
10年前に、やっと完済しました。
完済して10年過ぎた現在(住宅の平均寿命)。
子育ての終わった我が家は壊されてゆく・・ことでしょう。

現在は、低金利の時代ですが・・・

それでも、こんな事例は避けたいものです。

ローンを払い終えたとたんにゴミとなってしまう家を、
今支払っている「家賃並みだから」・・・「金利がメッチクチャ安いよ」との
口車に乗って

蓄えた大事なお金を使い家を買う。

そしてまた30年後には子供達が家をゴミにして

長期ローンを組んで家を建てる

永久に繰り返し?

コンナノおかしくありませんか?

新築で建てるのなら、寿命の長い家、必要に応じて手入れのできる家
当たり前の家を、お勧めします。

中古住宅にメリットを!

人の建てた家を購入する場合、
家の傷み具合や<地震に対する強さを知りたいし、それには
「建物調査」と「耐震診断」による見極めが、必要です。

しかし、不動産屋さんから紹介された建物を、事前に調査できますか?

中は見せてくれても、設計士が入って調査することはできないでしょう。
では何を目安に、その建物を判断するか。
・築年数15~20年の家を、まず選ぶこと。
 建物評価は、ほとんどない可能性が高いのに、質は建売以外は
  一定程度あると思うから。
・次は、どんな会社が建築したのか「素性」がわかること。
  工法によって、増改築等が容易かどうかの問題があります。
  鉄骨等のハウスメーカーは、購入前にその会社に聞いてみると良いでしょう。
・出来れば、信頼できる設計士や、建築業者に建物を見てもらのも良いでしょう。

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この「再生住宅」の考え方は、
建物評価ゼロの古家付きの物件を有効利用できるとしたら・・・
建替のようにムダな費用を掛けずに価値の高い家づくりが出来るとしたら・・・

・・・あなたはどのようにお考えになるでしょうか?

初めてのマイホーム・ボタンのかけ違いを防ぐには。

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自分で依頼して建てた注文住宅なら、建物に使われた素材や
造られた過程を、年月が経っても覚えているでしょう。
建築確認や、建物図面も自宅に残っている可能性もあります。

テレビなどで取り上げれれる機会の多い「古民家再生」のように
特殊な事例は、ここでは取り上げません。

日本の特殊な建物に対する評価や、特殊な感情「新築偏重」から
築15年もすると、建物の評価は建てた経緯や、建築方法を問わず
限りなく、ゼロ査定に近い現状を、どのように「マイホームづくり」に
活かしていくか・・・ここに21世紀のマイホームの「カギ」が隠されています。

新築住宅を仕事にしている私が、二人の息子の「マイホーム」では
中古マンション・中古住宅を薦めました。
そんな具体的な事例や、取り組みも後ほど取り上げたいと思います。
結論を言えば
二人とも、40歳前に負債のない我が家になっりました。

再生住宅ってなーに?

日本の住宅がその役目を終える期間は、
26~35年といわれます。
あちこちと、目に付くところだけを繰り返し修繕しながら住んでも、
結局のところ住宅寿命は50年にも満たないのが現状です。

世界最古の木造建築として有名な法隆寺。
その1200年にもおよぶ歴史は、
建造時の材料と技術のみで成り立っているわけではありません。
定期的な検査と適切な修理が行われてきたからこそ、
日本が誇る歴史的建造物と成り得たのです。

「再生住宅」とは
目先の不具合だけを取り繕うリフォームでなく、
多大な費用や廃棄物を伴う建替え工事でもありません。

無駄な出費を抑えながら、将来に亘って、安心して笑顔で暮らしてゆくための、
家づくりの新しい選択肢です。