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湖畔の家・・・残された聖域 『窓』 ④ 適窓適所

例えば、角地で日差しが強烈なところでは
     「日射をさえぎり夏の暑さ対策にこだわりたい・・・」
     「カーテン・家具や床材など紫外線をカットしたい」
こんな要望には
     単板ガラスに比べて
     80%も冷暖房の熱ロスが少ない
     (複層ガラスの半分の熱ロス)

     紫外線・UVカット87%

     「グリーンタイプ」がよい。
**ガラスの色はさまざま***

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   逆に日当たりがあまり確保できない暗くなりがちな家では
     「外の光を多く取り入れて室内を明るくしたい・・・」
     またはガーデニングや庭の手入れが趣味、外の景色がきれいな場合は
「窓から好きな庭や景色をキレイに見たい」
  それなら
目に見える光・可視光線・・・光を80%取り入れる「クリアタイプ」

     寒冷地や寒がりで冬の対策を重視するなら
     「日射熱を積極的に家の中に取り込みたい・・・」
   この場合は

    日射を74%取り込むCVDクリアタイプ

 夏場の日射の影響は南面の窓よりも「東」「西」「東南」「西南」です。
     窓が小さいからと対策をおろそかにしたら住みにくい家になります。
 一軒の家には東西南北それぞれ目的も必要とする機能も異なる窓が
     あるのです。
 適材適所ならぬ適窓適所
 その場所にあわせた窓ガラスを選択できる時代です。
 
それとこれからの家造りでは 
 防犯対策もガラスに要求される要素です。
  面格子をつければ良い・・・キレイ好きな人は窓の外がふけない不自由さがあります。
  そこで、防犯ガラスなら
  ガラスが割れにくいため侵入をあきらめさせ、掃除も出来る。

 窓ガラス・・・これらを組み合わせて適材適所で安全と快適な生活を
         確保しましょう。

湖畔の家・・・残された聖域 『窓』 ③

サッシの性能とはひき違い窓とか縦すべり窓とかによって異なるが
一番影響するのが「枠とガラスの組み合わせ」

首都圏なら「アルミサッシ+ペアガラス」
これで
次世代省エネ基準の家ですから・・・快適ですよ、
などといわれて納得してしまう。

「ペアガラスだって・・」
「いいよね」
なにしろ今までの窓は「単板ガラス」
冬には結露で窓どころかカーテンまでグッショリ
今度の家は、きっと・・・残念ながら少しはいいけど結露は同じです。

会社によっては『アルミサッシ+LOW-Eペアガラス』になってます・・・
と言われたらほかの人なら・・・納得、納得 
 しかし、あなたはそんなことでは
       納得しませんよね。

(建築業者や営業マンで・・ハウスメーカーは特に
窓ガラスが省エネの決め手と理解している人はいません。)

首都圏と言っても地域差はあります。
暑さ日本一・・と言われていた 
  熊谷市
テレビでよく取り上げられてました。
冬の寒さが厳しい秩父市の一部はⅢ地域。

東京都でも東大和市の湖畔町は緑豊かで湖に近く
夏でも涼しいので風さえ通れば
 エアコンは使わないですむ場所、でも冬は寒さが厳しい。

だからこそ、断熱気密+遮熱そして一番肝心な
  『窓』に注目しました。
 樹脂サッシ+LOW-Eアルゴン・・・3+16+3でU値は 1.4~1.5W/㎡・K
北欧で使われる高性能サッシです。

家造りは、
建築場所の気候・周辺環境/道路条件や近隣の家との関係、
プライバシーの確保、防犯、そして日当たりなどによって
最新の配慮が必要です。

そのとき大切なのが
   『窓』
大きさ、種類、性能、そしてガラスの・・・バリエーションです。
 湖畔の家では
  ガラスは東西と南面には透明タイプを
  北側には型板透明ガラスを選んでいます。
そのわけとは・・・

湖畔の家・・・残された聖域 『窓』 ②

「省エネ住宅」を真剣に考えるのなら
60%前後の熱が窓から・・・とわかれば

今予定している住宅の窓がどの程度のものなのか
確認してみたらよい。

普通は、アルミサッシにペアガラスが入っているはず。
(窓の面積合計が30㎡とする)

クリックして拡大できます。
アップロードファイル 1255-3.jpg
東京の断熱基準だとこのサッシのU値は(4.65W/㎡K)

このサッシをU値1.5W/㎡kにすれば
性能は三倍になるので
窓の面積はアルミサッシの1/3・・10㎡となり、夏は窓から入ってくる
熱を69%から23%に軽減できるし、冬は51%から17%となる。

こうすることで、結露も防げる光熱費も大幅に削減できるはず。
ただ、ひき違いのサッシは縦すべりサッシに比べて
性能は悪くなるので、サッシを選ぶとき注意が必要だ。

湖畔の家で採用しているサッシは
ガラスの断熱性能を最大引き出すため
空気層を12㎜から16㎜に拡大した最新のサッシを採用している。
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アップロードファイル 1255-2.jpg
Low-Eガラスでアルゴンガス封入したものです。

湖畔の家・・・残された聖域 『窓』 ①

東京や埼玉の大半は省エネに関して
寒冷地ほどは厳しくない。

首都圏では一昔前と違って断熱論争も
影を潜め家はすべて高断熱・高気密になっていると
思い込んでいる。

しかし、断熱性能については施工する会社や工務店により
相当に差があるのが実情。
一応その地域の基準を満たしていれば良しとしている
のが大半だ。

ここでは
断熱材の違いや
充填断熱・外張り断熱といった施工の違いは置いといて

高断熱高気密の残された聖域・・・触れられていない『窓』に目を向ける。

「湖畔の家の樹脂窓」
アップロードファイル 1254-1.jpg

断熱とは家に出入りする熱をより少なくすることが目的のはず。
費用を費やし断熱・気密にこだわったとしても

なんと
夏は70%が窓から熱が入り、
冬は51%もの熱が窓から逃げている。

建物の大きさにあまり関係なく「窓」はついているから、
大きい家よりも
小ぶりの家のほうが、外周部面積に対する
窓面積の占める割合が多くなる。

計画中の家を見ると
工事面積 116㎡  外壁総面積は211㎡ (外壁179㎡+ 開口部 32㎡ )
外周部に対する開口面積の比率は・・・15.16%となる。
夏はこんなに面積のある外壁からの熱の侵入は・・・たった7.8%
それに比べ窓は      ・・・ なんと69.3%
冬は外壁から逃げる熱は             ・・・17.5%
窓は      ・・・51%
木造住宅で外壁サイディングで構造合板を貼り断熱材を100ミリのグラスウールで
包んだ外壁の熱還流率(U値)・・「部材の熱の通りやすさ」は
                            0.425 ・・・
一方東京で使われる
 アルミサッシに低放射複層ガラスのU値は
                            4.07
10倍も熱を通しているのです。
32平方メートルの窓が・・・320平方メートルの外壁と同じ。

ここから何か見えてきませんか?

これから本当に省エネで快適な家を造るなら
「窓」を何とかしないと
どんなに断熱材や気密にこだわっても
意味がないということを・・・・

(・・・6畳の部屋も10畳の部屋も基本的に窓の大きさは大差がないので
小さいほど、窓の比率が多くなるはず。)

湖畔の家・・・断熱工事

基礎から屋根裏まで家の外郭をすべて囲むように断熱工事が完了しました。

基礎の外と内側に断熱材が貼られ・・・基礎の内部も家の中、当然計画換気空間です。

外壁には水発砲の断熱材が吹き付けられ
柱の見える場所と見えない場所で厚みを変えています。
アップロードファイル 1253-1.jpg

屋根裏はどうでしょう。
2階の天井裏に断熱材を敷設するのが一般的な施工です。
でも考えて見ると屋根裏を外部とするのはもったいない。
だって空気は最高の断熱材ですよ。
だから屋根の直下に断熱材を吹き付けます。

それともう一つ、1階の居室の天井裏にも
2階の音を防ぐために吹き付けています。
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