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新建材とは?

合板の上に薄い板を接着したカラーフロアー・CFシート
傷がつきにくくコーティングされたものもあり生活をするには掃除も簡単、お手入れも簡単で便利のようですが木ではありません。続き

新建材と呼ばれる簡単で安く、工事の手間もかからない材料が新築住宅のほとんどで使われています。
木材の本来持っているはずの呼吸は一切しません。
しかも建材に含まれる化学物質が安全基準を満たしているといっても危ないのです。

健康住宅の基本は、時間をかけて無垢の床材を一枚一枚取り付けていきます。
オーク・メープル・カリン・サクラ・カバなどのほかにパインや杉・ヒノキ・ヒバなど、無垢材で
多くの床材が選べるわけです。
なにも、合板に薄くスライスした板を貼り付けた床材や、印刷された「まがい物」を選ぶ必要は無いのです。

でも、残念な事に大手住宅メーカーや工務店の大多数が「安くて簡単で職人の技もいらない」お手軽なこれらの材料で家を作っています。
確かに見た目もよく、呼吸をしないこれらの材料なら、入居後のクレームなど発生しません。
しかも、価格が安く、手間もかからないのだから、使うのは当然なのかもしれません。
この材料で作られた家と、本物素材で作られた家は「一目瞭然」にわかります。

それぞれの無垢の床
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見た目が綺麗な新建材
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住む人の健康を考えないのなら、それでもいいかもしれませんが、家族のために
こだわって、健康住宅にしたいのなら無垢材やタイルなどがよいでしょう。
私は厚みは、15~19㎜、中には40㎜のスギフローリングなども使います。
手間もハリモノの床材と比べれば工事時間に6~7倍の時間をかけて造っているのです。
そしてこの無垢の床材や壁材は優れた調湿機能を持ち、室内で発生する音もやわらげてくれます。
そのほかに使う床材としてタイルやコルクタイルなどがありますが、本物素材しか使う事はありません。