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健康に良い蓄熱低温温水床暖房・・・1

地球の持つ自然エネルギーを利用して、安全で省エネの優れ、しかも健康によいとされている「低温蓄熱温水床暖房」
いままでは「足元から暖めてくれる床暖房はいいよ」といわれても「設置費用やランニングコストが高いから」と、あきらめていた方が多いのです。続き
私も、所沢モデルハウスを建設するとき東京ガスから床暖房の見積もりを取ってみました。
1階面積約40坪を全館暖房するとなんと「430万」といわれたのを思い出します。

「確かに高い」これでは気楽に全館床暖房など出来るわけがありません。
だから「せめて人の集まる居間だけは」などとなってしまうのです。
この価格をもっと安く出来るようにしなければ、健康に良い床暖房は夢の又夢で終わってしまうのです。
調べました。
今までの床暖房は床材の下に温水や電気フイルムなどで温める仕組みになっているため、床面が高温になり無垢材を使うことは出来ないのです。
これら価格や床材の問題を解消する床暖房が必要です。

地球の持っている自然のエネルギー「地熱」を借りながら基礎の内部を巨大な蓄熱装置にしてしまえばわずかな熱源設備と配管でメンテナンスのいらない床暖房が1階全体に敷設できるのです。
井戸水は、冬暖かく夏冷たく感じます。これは井戸が地中にあるためで、地表から約10メートルの深さにある「恒温層」といわれる場所の温度はその地域の年間平均気温とほぼ同じです。
この地中の温度の特性を活かすのです。
土の保温作用は外気の影響を直接受けないため、冬はほんのりと暖かく、夏はひやりとした冷気を感じさせてくれます。
温度は真冬の14度から真夏の24度の範囲内にあり、この温度は4月から6月、9月から10月の日中の平均気温です。
蓄熱温水低温床暖房システムは、蓄熱量の多いコンクリート層が低温水(40~50℃)床暖房の温水の効果を長時間保つとともにじわじわと室内に赤外線を放射します。