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給湯器などの騒音トラブル

北海道レベルの断熱気密工事は、サッシの断熱気密性能抜きには造れません。
そこまでやれば、たとえ国道に近い場所でも、車の騒音も遮断してくれます。続き
また外部に対しては、ピアノの音さえも気にすることのない住宅が出来上がるはずです。
家の音は漏れないし、外の音は侵入しない。
ところが、おもいもかけない近所からクレームが発生することもある。

浴室にジェットバスを設置したら、室外に設置した機械の音がクレームとなりジェットバスが使えなくなってしまいました。
室外に置くボイラーなどに、配慮をしておかないと思いがけないトラブルになるのです。
敷地が狭い場合は特に、この室外機はよほど注意したほうがよさそうです。
例え近所と距離があっても、稼動する時間帯によってクレームにつながるから気をつけなければならない。
当社で経験したことですが、
モデルハウスで、朝の四時から八時まで四時間だけ床暖房をセットしてありました。
10メートル近く離れた北側には新築された民間のアパートが建っています。
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この住人から「ボイラーの燃焼音がうるさい」というお叱りを頂戴してしまった。
石油ボイラーの稼動が、一番静かな早朝だったのと、あわせてアパートそのものは防音を考慮していないことがクレームにつながったのだろう。
運転時間を七時からにして解決したけれど、床暖房の熱源を外部に置く事は、ジェッバスやモデルハウスの事例から見ても問題となることがわかったのです。
騒音が原因で、近所の人間関係が壊れることもあるから、騒音に十分すぎるほど注意してもよいと思う。