和室だって一味も二味も違う。畳は、わりと若い方に好まれる?琉球畳を用いた。すぐ、左側が縁側というか通路になっていて従来の縁甲板ではなく、タイルを貼っている。部屋の奥まで柔らかい光に包まれて、雰囲気がとても良かった。収納扉や、下がり壁のカーブなどもなかなかもってこられないような冒険色を使ってアレンジしていた。吉田さんのアイデアと、職人さんの技術が通じ合って完成した和室である。
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ユニットバスが主流となった今では希少価値といった浴室スペース。ピンクのモザイクタイルを1枚ずつ貼り、壁も直線でない所がなかなかにくいデザイン。腰掛けられるベンチや、踏み台も浴槽と一体となっていてのぼせても一息つけるという具合だ。きっと、こんなに広々して楽しそうなお風呂なら、お風呂嫌いな子でも好んで入ってくれるのではないだろうか。洗面、ユーティテー、浴室をすっきり一つのスペースにまとめ、家事動線も短くて済む。
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