ＰＡＲＴ２５

アーバンデザインをコンセプトに、シンプルで機能的に仕上げた。　
　片流れの屋根と、木で仕上げた玄関部分、サッシの位置関係がこの家の格好良さを演出している。

お庭から眺めるとＬ字型の形態が、良くわかる。リビングからウッドデッキへと、スムーズな動線を確保する事で開放感もタップリ得られる。

スリット階段の裏に、光を当てるとこんなに素敵な雰囲気が出せる。大きなＦＩＸ窓は、ホールのアクセントになっている。

ダイニング上部は、吹抜けとなっている。
少し背の高いカウンターと横長のサッシ、照明、家具による空間演出が上手にされている。
	真っ白の壁とウォールナット材のフローリングとの、コントラストが落ち着いた印象を与える。南面の大きなサッシで、採光を確保。正面の足元サッシは、プライバシーを守りつつリビングのアクセントになっている。

システムキッチンと、33ミリ角のモザイクタイルを組み合わせるだけでこんなにオリジナリティーが出せるのだ。シンク前の腰壁には、調味料が入るように設計。見た目も、生活感が出ないのでとてもスッキリしている。

奥様が英会話教室として、使われているお部屋だ。玄関のすぐ隣りに教室を設け、家族との動線が重ならないように配置されている。

メインベッドルームには、広いウォークインクローゼットを併設。木をふんだんに現わし、リラックス出来る寝室を演出。

１Ｆのトイレは、淡いブルーでオシャレに。壁面に濃淡を付けた、カラーリングがポイント。
　トイレだからと言って、手を抜かずに、広く見せる工夫とアクセサリー使いがセンスの良さを感じさせる。

今は、吹抜けと絡めてオープンに利用している子供部屋。将来的に、２間に仕切れるように設計されている。