「この家に入居してから、めっきり外食する気がしなくなり、家にいる時間が多くなりました。」お客様も多くなったとの事、お好きなワインを何百本単位で輸入、専用のワイナリーに保管、本物のワイン樽まで輸入するこだわりはさすがである。
ワイングラスをはじめガラスの器も、ボヘミア、ベネチュア、チェコのものと、すべて本物指向、ゆたかな空間の脇役を演じている。
たとえば、足元を照らす小さなフットライトにも、ステンドガラスを使用するなど、小粋な心配りは高度な江戸趣味の香りも。 ウッドデッキのあるお庭には、柿、楓など日本古来の木々が植栽され、意外にもレンガの外壁と良く調和している。結局、ご夫妻の鋭い美意識が、この高いレベルの調和を生み出しているのだろう。
「2年半ほど住んで見て、メンテナンスの良さも含めてすべてに満足しています。ただ強いて言えば、通信回線を新たに増設しても簡単に通せるパイプを、あらかじめ設置しておいてもらいたかったこと、セントラル空調設備の屋外機の置き場所に、もう一工夫が欲しかった事(現在、お隣との境にあるので、音でご迷惑をかけていないかと気がかり)くらいが気になっている点です。」 |