健康創造住宅実践会

 風水ブームの昨今、書店の風水コーナーを覗くとたくさんの本が並んでいます。
どれにしようかと、めぼしい本数冊に目を通すと、言っている内容が少しずつ違う事に気づかれると思います。その理由は、風水には大きく分けて大陸流(中国流)と日本流の二つの流派があり、それぞれの解釈に多少のずれがあり、さらに個人的な解釈の違いが加わる事により違いが出てくるのです。
この講座は、風水にある教えの中でも現代に当てはまらない古い習慣や迷信めいた教えを排除し、科学的にも医学的にも立証できる数々の事例をご紹介し、一人でも多くの方々と一緒に勉強をしながら、健康で幸せな生活を手に入れる事が目的です、私自身勉強不足な所も多々あろうかと思いますが宜しくお願い致します。

 さて今回は風水の歴史ついてお話したいと思います。
中国の風水の歴史はたいへん古く、4000年以上前まで遡ることができます。
その時代は「風水」とは呼ばず堪興(かんゆ)と呼ばれていました、勘は天道(天文学)に通じ、興は地道(地理学)に通じています。その堪興が風水と呼ばれるようになったのは、晋の時代(265年〜419年)郭璞(カクハク)という学者が著した『葬経』の中に「氣 乗風則散 界水則止」(気は風に乗って散じ、水に会って止まる)で記述されているところから来ています。古代中国の人々は、自分たちの生活している土地や地形、山や川、風や雨などの大自然、大宇宙の風景を良く観察し、どんな影響を受けているのかを調べました。
それによってどんな土地や、どんな住居に住めば気エネルギーが高まるのか、失うのかに気づいていったのです。
 日本で風水がブームになってきたのは、ここ10年くらいでしょうか?しかし日本に風水が伝えられたのは、はるかに古く、今から1400年前だと言われています。ただし、今のように住宅中心には使われてはいませんでした。そして初めて風水を学び、実践したのはあの聖徳太子だと言われています、その後高僧や陰陽師らによって全国に広まって行き。都市の計画から始まり、戦の戦術、寺社仏閣などの公的な建物の建設へと応用されていきました。風水思想にもとづいて整備された都市で代表的な都市は、平安京(京都)、江戸、広島が上げられます。
次回は風水思想の基本についてお話したいと思います。


風水アドバイザー 龍 己



健康創造住宅実践会

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